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ユーリ!!! on ICE フィギュアスケートを100倍楽しむ集中講座 @中野サンプラザ

初めてアニメのイベントに行ってきました。

いや、そもそも初めて自発的に観たアニメがユーリ!!! on ICE で、amazonプライムビデオを見返し、特集が組まれている雑誌も買い…とアニメ作品でここまで自分が行動に移した作品はこれまでなかったです。

 

観ていてもっと知りたいなと思ったのはフィギュアスケートの知識の部分。

特に演技の難易度やミスがどのように影響して各大会の順位が決まっていたのか、は感覚的にぼんやり観ている自分にとって補完したいところだなと思って今回イベントに行きました。

 

 

登壇していた人たち

勝生勇利役の豊永利行さん。twitterで見て知っていましたが、役柄に反してだいぶ明るい人でした。照れもあるのか、終始サービストークというか笑いに持って行く様子が多かったです。

昼の部に登壇していた他の20代声優2人よりもコメントが上手く場慣れしている感もあったのだけど、この照れっぽい明るさがどうも「残念な星野源」に見えてしまいました。

実はこの役柄とご本人のキャラクターのギャップで自分が勝手に幻滅しやしないかと内心不安だったけれど、やはり姿を見るとアニメのキャラクターとは別物だと強く認識するらしく大丈夫でした。自分がそこまで夢見がちじゃなくてよかった。

ただ、アニメでのセリフをもじった講義のタイトルを読み上げる時に急激にホールに響き渡る勇利ボイスはやはり格別だったので、シリアスに演技してる豊永さんを見たいです。収録現場のドキュメンタリーとか。

 

原案の久保ミツロウさん。雑誌のインタビューで話す内容を媒体ごとに微妙に変えているほど話が上手く読み手のことを考えている人なので、新しい話をこの場でも聴けてうれしい。

進行役のアナウンサーの人が「あのキャラクターはこのスケーターがモデルになった、みたいな話を聞けるかもしれません」みたいなことを言っていたけど、色々な人のエッセンスを登場人物に取り入れている姿勢は終始崩さず、かと言って否定もせず話されてたのが好印象でした。というか進行役はやっぱり本編で声優として登場してた加藤泰平アナがよかった…不倫の代償は大きい。

話を久保さんに戻すと、話作りについて語るときはすごく丁寧に雄弁なのにスケーターを褒めるときはただ「最高」「美しさに見惚れてた」しか言えてないところが観客からの好感度が非常に高まってる印象を受けました。

 

講義の内容

これまでの雑誌インタビューで開催されていたような、出番直前のコーチとの掛け合いって現実でもあるの?等広く浅くな内容。スケーターと声優と漫画家それぞれの表現者によるトークが多めだったかな、、仕方ないし多くの観客は声優のトークを見たくて鑑賞してるのは分かるもののやや残念。

元スケーターの鈴木明子さんによるジャンプの種類説明あたりは話すの決まっていたのだろうから是非画像用意して欲しかったところだし、講義…というかやはりトークショートークショーだと割り切れれば、お話も上手いし、振り付けから表現のために普段から色々なものの動きを目に留めている、など裏話的なものも聴けたので良かったです。

 

ただ1点、アニメのためのトークショーなのにアニメとがっちり組めてなかったなと思うところがあって、それは「12話における勇利のFSはジャンプの講座で流すものとして微妙に適さない」点。それまでジャンプの時につま先を付くか、エッジはどちらを向いているか、コンビネーションジャンプの2個目では何が飛ばれがちかなど聞いてきた中で、モノローグで感動を呼ぶ試合の場面だとジャンプが踏み切りから着地まで通しで描かれない事の方が多い。なのでいい場面をスクリーンと大きな音で観れてじわじわきた反面「教わったこと、いまの映像だとカットされてましたけど?」みたいに気持ちがバラけてしまったのが惜しかったです。教材としては練習シーンや他選手の試合をつないで持ってきた方が断然良かったんですが、編集するコストをかけられなかったのでしょう。。うーん、やっぱりトークショーの枠は出なかったかな。

 

ほか

アニメイベントだけれどスケート講義という名目だったからか黄色い声援も控えめで一般人でも参加しやすかったです。グッズとか推し色のアレコレとかそういうのもなかった。

4月のイベントのライブビューイングがあるそうですが、内容がいまいち明らかにされていない?のと、出演するキャストが多くて見たい要素は薄まりそうなのでパス。公式本は雑誌では今まで行われなかった山本沙代監督のインタビューが載るそうなのでこれは買います。